Prolog

 誰も気にも留めていない。

 その昔、こういうものが研究されていたこと。

 少しくらいは話題にしてもよさそうなのにまるで無視されている。

 業界紙・学会誌は見ないのでインターネットの記事になる。

 昔しはこうだった。今はこうなっている。比較している記事がない。すごい、すごい、それだけだ。

 

ベイズの定理

 プログラマでこの論理記号『∟∧∨∩∪∈』を好きという人はいないだろ。

 1万人のうち2~3人はいるだろうけど、それはいないのと同じ。

 でもプログラマは本来、論理を考えるのが本業でもあるにも関わらずに、だ。

 プログラムの語源は論理を考えること、と思うけど実際はどうだろうか。

 

 いつの時代のAIブームだったかエキスパート・システムが目標とされていたことがあった。

 ちょうど医者の問診に答えるように会話をする。

  医者の知識をデータベースをつくる。

   ↑

  質問をする。

 学習能力はない。新しい知識は後で追加していくだけ。更新しないと古いままになる。

 プログラミングせずに自然言語・自然会話でコンピュータを使う。

 もう少し、分かり易く書けば昔のコンピュータ写真にある大部屋の大きいコンピュータは

 あの当時に会話ができるコンピュータの実現は未来そのものだったろう。

 エキスパート・システムでないけど

 病院の先生で本当に自分でBASIC プログラミングしている人もいた。そういう人は少数で

 Macintosh の HyperCard を使って自分用のアプリケーションをつくる人が多かったと思う。

 

Turbo Prolog の実行画面

 この例は、問いかけと答えがある実行画面になる。

 Goal: は、質問のこと

 1つめがNG

 2つ目でOK

 問い掛けごとにいちいち BASIC 等でプログラムを作成しなくて良い。

 会話をするように、というぐらいなので UI も LISP より考えられていた。

 Prologマシンは論理式を検討するのと同じようにインターフェースも設計された。

 こんな単純な一問一答でなく、もう少し日常会話に近い表現になる。

 前提はそうなるように知識データベースを作成するのだがそれでもクエリー(SQL文)よりかは自由度が高い。

 英語がダメなので意訳になる。

 

 生成AIだってこれぐらいのプログラミングはすると思う。

 

 Turbo Prolog は拡張されている。Prolog-KABA に準拠しているかは不明。

 Turbo C と連動してシステムとして高機能にする目的はあったと思う。

 

 最近気付いたことだけど、関係ないが MS-DOS アプリは、Windows98 までと思っていた。 Windows 8.1 でも使える。

 MS-DOS 環境をせっせとつくっていたけど、Windows 8.1 で動作できるコンパイラがあった。画面が大きいのはそのため。

2024/01/14