ウィンドゥアプリケーションを作成すること、その同義語としてオブジェクト指向を指すようになったのはいつからだろうか。
XEROX は市販商品として Star/JStar があった。画面には書類のアイコンが並んでいた。
直接的でなくても X Window に影響をあたえた。モニター(物理的なディスプレイ端末)に、書類のアイコン、時計、メーカーによっては引き出しのようなものがありそのアイコンのサイズが大きくて不釣り合いだった。
最初の twn (ウィンドゥ・マネージャ) で複数のウィンドゥにそれぞれ vi をひらいた画面はさぞかっこ良かっただろう。
ユーザー・インターフェースの本だけでも一冊の本になる。
実際にコーディングして画面を表示させて、このオブジェクトはこう実装していて、と説明できるような内容。
C++ のクラスが何故、画面のオブジェクトなんだろう。そうであれば Visual Basic は何だろう。オブジェクト指向でない?
画面処理と言えば気になっても仕方ないけど、Xamarin のこと。
なくなるというか、C#に統合される。正確には.NETだろうけど、自分は Xamarin は気に入っていた。
本当にきれいな画面をデザインできると思った。
今にして思うと、かっこいい画面のことでそれは使いやすさとはイコールでなかった。
派手さ・複雑さはユーザーから求められていない。だから、画面の見た目は、1990 年代と変わらない。
Smalltalk システムがマルチウィンドゥの原点だろう。
Macintosh のユーザー・インターフェース
PowerMacintoshG4 購入していているので、MacOS 9 が起動できたら、当時のUIアプリでも作成しようと思ったけど起動途中
でエラーになる。Classicバージョン(MacOS9) にエミュレートできなかった。
Macintosh は画面の部品はあるけどコーディングで作成するものだった。
ボタンの位置を変えるだけでもひたすらコーディングする。コーディング・オブジェクト指向だった。
画面をデザインしてイベント(振る舞い)をコーディングするのは NeXT STEP まで待たなければならなかった。
テキストボックス、ボタン処理など画面の動きを確認しつつ視覚的にUIを実装できた。
NeXT STEP のユーザー・インターフェース
この頃、思ったのは当時のAX陣営が NeXT STEP にしていたらそれも筆頭の SONY が率先して導入していれば先進的と評価は
高いものであったはず。
ただ、タイミングも悪く MS-WINDOWS 3.1 が発売されたのでこちらに一斉に切り替わった。
SONY は WS の NEWS が売れて(?)いたので、本当にそのUIが NeXT STEP だったらと思った。
それ以前に、Smalltalk 環境 (Tektronix 4404) に手を出して懲りていたのかもしれない。
Novell の NetWare にも手を出していた。いろいろする割には、コンピュータに限っては結果がでなかった。
その昔、SONY はエスパー研究所があったぐらいなので変なことをするには右に出るものいない。
そういう社風であれば尚のこと超能力みたいなUIを持つ製品に興味を示すと思ったけど無視されたようだ。
GEM のユーザー・インターフェース
スティーヴ・ジョブスの映画でマイクロソフト相手にもの凄く激怒する場面があるけど、うそと思う。
マイクロソフトは技術がなくて真似したくてもできなかった。自分は、この説をとる。
それにしても、GEM は瓜二つ、そっくりというよりまったく同じ。
たぶん Apple 社に怒られたのだろう。次のバージョンが MS-WINDOWS と同じものになっている。
GEM 2.0 と MS-WINDOWS のどちらか先かわからない。これもまた、同じUI画面だ。
ハイパーカード
MS-DOS のコンパイラはたくさんあってけど、Macintosh は少ない。Apple 社の方針で建前であるけど純粋開発環境の提供のみに
していた。ユーザーにアプリケーションの開発をさせないほど充実したPC環境という触れ込みだった。
Macintosh はしたいことがアプリケーションで揃っている、と。
(アプリを自由に開発させない方針だったのは、ごみアプリが増えるのを嫌ったため。)
レーザーディスクのコンテンツを観れるコントローラがある。贅沢を感じるけど、普通にテレビに接続するだろう。
オーディオのMcIntosh それを RS-232C で接続して、音楽を聴いていた。そういうこともあったのだろうかと想像してみた。
(両社は互いに訴訟していたけど)
ユーザー・インターフェースについて振り返ってみた。インターフェースも発展していくと、テレビ画面とかで
「こっちの番組が良いですよ。」「それはダメです。」「いやー、こちらがおすすめです。」
「(ある作品の)レーザーディスク(LP盤)持っていたでしょ。続編を購入しましょうよ。」
こういうことを言い始めるかもしれない。
2023/08/12